日々修行

2008年02月

頼むからもう降らないで雪。



 今年は少なくすむと思ったのに土日に降った雪で平年越えの積雪量。もう雪を捨てる場所ありませんよ。除雪でできた雪山はもう高くて、雪投げても届きません。勘弁してくれ~



まぁ日頃から運動不足の俺には良いのかも。。。でもこう続くとね(ー ー;

毎号ベストカー買って読んでいます。

特に好きなコーナーは「デザイン水掛け論」。

元日産のデザイナーの前澤さんと自動車評論家の清水さんとが毎号1台の車を題材にデザインについて語るコーナーですが、車をデザインをしていた人と自動車評論家でデザインはやったことのない、言わば私たち車好きと同じ立場の人とのデザインの感じ方の違いが面白い。



そこで、今号から私もその水掛け論に水を差そうと思う。

今号は「フォレスター」

フォレスターは2008年早々に発売されたスバルのSUV。先代までは、ワゴンとSUVの中間の低いSUV的な車だった。今回は4代目となり、フルモデルチェンジをして本格SUVに変身し、二回りくらい大きくなった感じだ。

今回の水掛け論は意見が真っ二つ。前澤さんはなかなか都会的で見た目のバランスも良いと褒めていたのに対し、フツーの車になったと清水さん。

 私は雑誌で初めて見たときにアウトランダーみたいと思ったし、フォレスターにしてはデカイなとも思った。先代までのフォレスターが好きな人はデカ過ぎず、小さすぎずといったところが好きなんだろうと思う。実際初代フォレスターが出たときは「微妙な大きさだけど、走破性よさそうだし意外に良いんじゃない?」なんて思った。清水さんは初代のデザインが好きらしいが、私も同感。フォレスターのデザインは初代が一番良い。というのは2代3代と新しくなるとトヨタ車っぽくなったり、微妙に大きくなって初代の絶妙なバランスが失われてきていた。

それはスバルのデザイナーもわかってきていたんじゃないだろうか?

今回は新型シャシーを使うことによって、思い切って本格SUVに変身だ!って感じだろう。私はこれは英断だったと思う。インプレッサの大型化に伴いフォレスターの狙い所はさらに狭まった。必然的にフォレスターも大型化するのは自然だろう。

んで、デザインはどうか?・・・俺は好き。

ここは清水さんとは正反対の意見で、前澤さんの意見に賛同する。私が感じたのは、インプレッサよりもキャラクタラインをハッキリさせたことで、全体の輪郭がハッキリしている。左右のヘッドライトを繋ぐラインを直線にしたことで、顔がシャキっとしている。先代まで微妙に背が高いのにフロントにエアロバンパーをつけていたのを今回からアンダーガードにしたことで、子顔に見えるのもグッド。斜め前から見るとそれほど感じないが、真横から見ると以外にフロントが長く見える。先代とは変わったはずなのに、真横から見ると前代を意識させるものもある。これは賛否両論ありそうだけど、最近の車は妙にフロントが短い。塊り的な美しさより車的なデザインのほうが私は好きで、軽自動車やコンパクトカーなら全然OKだけど、SUVというオフロードを意識させるような車に塊り的な美しさは必要ないように思える。

ただ、フロントグリルはトヨタっぽい感じがするし、正面顔はアウトランダーっぽい

のは否めない。



私のフォレスターの採点は、82点



最近スバルのデザインは良い方向に向かっていると思う。原稿レガシーのころからじゃないかと思う。新型インプレッサも見慣れてくると、なぜかイタリアの雰囲気が感じられて上品なデザインで、BMWの1シリーズより全然良い出来栄えだと私は思う。


スウェディッシュラリーはなんとラトバラが優勝した。



 ハッキリ言ってラトバラはただのボンボンだと思っていた。

まさかまさか優勝するとは夢にも思わなかったわ。



すまんラトバラ、君を見直した。


ローブのリタイアは問題にならなかった。初日からトップのラトバラは他を寄せ付けない走りで最終日まで走りきった。2位のヒルボネン58秒差をつけての優勝はスゴイの一言。今年はローブ対若手の勝負が面白そうだ。



 話は変わってP-WRC



 新型インプレッサが何台か出場したが、新井が何とか6位入賞という結果。これはマズい。パンクはあったが、リザルトをチェックしていたが、07モデルに少しずつ遅れていて、結果優勝は07モデル。新井は初日にサスペンションのセッティングを変えてから調子が上がったが、それでもトップとの差は開くばかり。ん~厳しい。

 今回調子がよければWRCでも早めの投入が考えられただろうけど、まだまだ先だな。

次回のP-WRCは3月後半のアルゼンチン。

それまでにどの程度仕上げられるのかな。

電気自動車はCo2排出量0だとさ。



電気で走れば確かに排気ガスは出ない。そして何より電気のほうが料金が安いらしい。深夜料金とかだと1/10程度にまでランニングコストが下がるみたい。そりゃ地球にもお財布にも相当やさしいね

(^0^)/

って喜んでて良いのか?

確かにコンセントから車まではクリーンなイメージがある。が、電気エネルギーを作り出す工程で未だに化石燃料が使われているのを忘れてはいないか?企業側もそれを踏まえて、電気自動車はCo2を72%削減としている。今はだ。

電気自動車が増えればそれだけ電気消費量が増える。現在ただですら東京の電力は足りなくなってきている。毎年毎年夏になるとエアコンの電気消費量が増え、電力が足らなくなる。そんな中で電気自動車が加われば、東京がダウンするのは確実。

そうなるのを防ぐためにどうするか?答えは簡単、発電所の休止している発電所の再開、または発電所の新設。

休止している発電所のほとんどは火力発電。これは化石燃料を燃やすためCo2排出量が増える。新設は風力、水力では東京の電力消費には到底追いつけないだろうから却下。残るは原子力だ。原子力発電は、実は非常にクリーンなエネルギーだということを知っているだろうか?クリーンで大量に電力エネルギーを作り出せる原子力は一つ間違えば日本はおろか、アジア全域を放射能汚染させるほど危険なものだ。建設予定地の住民は死に物狂いで反対する。まぁ結局は建設するんだろうが。

電力の自由化と共に電力会社は安価で大量にエネルギーを作り出せるものへとシフトした。それが火力発電。国は電力会社に丸投げしただけ。環境破壊の責任は企業にあるとでも思っているんだろう。

そうやって結局は環境を破壊し続けるんだろうな。京都議定書?何それって感じ。Co2削減率では京都議定書を拒否したアメリカなんかより全然削減できてないし、中国よりも下。



チームマイナス6%? アピールだけの集団だろ?

それよりもっと他にやることあるんじゃねぇの?


いよいよ今週末から開催されるP-WRCで、新型インプレッサがラリー初登場。



 こりゃ楽しみ。

 インプレッサはボディーが大きく変わったといわれるけど、そうじゃない。ボディーはたまたまハッチバックになっただけ。それ以上に基本性能の向上がすごいはずだ。その戦闘力を初めてP-WRCでお披露目する。

 ドライバーはもちろん2005年にこのラリーを優勝している、新井。新井が乗って遅かったら、今年のスバルは全滅でしょう。今年のスバルの命運を握る新井が、どれだけ雪のスウェーデンで結果を残せるのか、楽しみだ!

 期待しすぎなところもあるけど、タイヤのレギュレーションが変更になったことで、ひょっとするとワークス喰いもあるんじゃないかと期待。

メカニカルなトラブルが出ないようお祈りしながら、応援します。

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