“鈴鹿に14万人しか来ない”なのか?日本GPの意義、問題の根本を考える。(4/4) - F1 - Number Web - ナンバー http://number.bunshun.jp/articles/-/829126?page=4 --- ニューススイート bit.ly/newssuitejp

かつては30万人以上が訪れたF1日本グランプリが今年は何と半数以下の14万人。

何故かと問われれば即答可能だ。

ズバリ、つまらないから

まず不可解なレギュレーション。

パーツやエンジンの乗せ替えで、ペナルティとして何故かドライバーのスタートグリッドが降格する。
全く意味不明。

下位チームは速く走らせるために試行錯誤をするが、すればするほどドライバーは後ろへ追いやられる。

そして、みんな同時期にレギュレーションが発表され、よーいドンで開発するはずなのに、ベンツやフェラーリの様に何故かシーズン開始から出来上がったマシンで走れるチームが必然的に勝つレースとなっているのは、見る側にとっては白けさせる要因だ。

さらに、そんな状況に風穴を開けてくれるかと期待したホンダが期待はずれだったこと。

ここからは、少し話しがそれます。

マクラーレンはホンダと手を組んで、昔の栄光を再現しようと目論んだが、ホンダもマクラーレンもお互いが足を引っ張り合い、終いには喧嘩別れ。

世界最高のドライバーであるフェルナンド・アロンソをドライバーに迎え、磐石なはずだった。

ここからは勝手な憶測。

ホンダは実はF1復帰をまだ望んでいなかったのではないか。
マクラーレンに声を掛けられたから始めたように思えてならない。
なぜマクラーレンはホンダに声をかけたか。
パートナーとしても、スポンサーとしても最高だからだ。
何てったってフェルナンド・アロンソへの巨額な契約金はホンダもち。
最高のパートナーと最高のドライバーを一度に手に入れることができた。
マクラーレンの負担はほぼなく。

私はとても疑問に思う。
ホンダがF1に復帰するなら、まだ暖まっていないエンジンを世界最高峰のレースで使うだろうか。
シャシダイの計測だけでサーキットに出れるなんて、素人の私だって無理だとわかる。
あまりにも見切り発車の感が拭えない。

ホンダはF1をやらないわけではないと思う。
ただ今じゃなかったのかもしれない。
恐らく今のホンダファンはマクラーレンホンダなんかより、オールホンダで戦う姿の方が応援したくなるはず。
少なくとも私はそうだ。

とりあえず来年はレッドブルの若手チーム、トロロッソの車体にホンダのエンジンが乗り、トロロッソ・ホンダとなる。

いまF1では、ホンダがエンジンを煮詰めるのことが、一番の興味だ。

是非ともマクラーレンを抜き去ってほしい。
これは日本中の車好きがそう想ってる。

来年ホンダが活躍すれば、鈴鹿に20万人以上が訪れるだろう。
日本のF1人気はやっぱりホンダに掛かってる。