日々修行

カテゴリ: スバル

レスポンスの記事から


スバル インプレッサ スポーツ 次期型、トヨタ製ハイブリッド採用か

というタイトルだが、そのイメージを見てほしい。

これを見て興奮するのは私だけだろうか?

短く切り詰められたように見えるボディ。
エンジンはテンロク。
ハイブリッドになるかと予想されているが、ターボモデルが出るのも容易に予想できる。
なぜならスバルだから!

もともと今のモデルのインプレッサはボディがWRC規格には大きすぎる。
これはWRCの急な変更にともない、新プラットホームが完成していたスバルには、いかんともしがたい内容だった。

つい先日、スバルから新プラットホームの発表がされたばかり。
この新プラットホームをスバルが設計段階で様々なラリー、レースを考慮せずに開発するとは私には思えない。

テンロクラリーカーを開発する理由は多々ある。
先程も言ったがWRC。
現在は日本車勢はいないが、トヨタも参戦を表明している。
さらに人気を増してきているラリークロス、これももともとX-GAMEでスバルが車両を提供していた。コリン・マクレーがゴール直前で1回転の横転してゴールするという伝説が思い出される。
アメリカのラリー会のスーパースター、ケンブロックもインプレッサに乗っていた。
これらの表舞台から徐々にインプレッサは消えてきた。
もう最前線でインプレッサを見るのは少なくなっている。
しかしスバル=ラリーは、やはり信頼の証。
GT300やニュル24耐など、レースでの活躍もすばらしいが、やはりスバルはラリーだ。
ここで盛り返さなくては、スバルは危機的な状況になりかねない。
今のスバルにはアイサイトしかないからだ。
逆に言うと、他社の自動停止レベルが上がった時(簡単な事ではないが)、顧客からスバルが選ばれる理由はなくなってしまう。
スバルがそれを一番わかっているはずだ。

スバリストを減らさない、スバリストを増やすためするには、やはりもう一度ラリーで活躍する事が最大のインパクトになる。これ以上のものはない。

発表会では社長が、新プラットホームについて「コストのためではなく、安心、安全な走りを楽しんでいただくために作りました」とコメントしていた。実にスバルらしい。

是非ともまたラリーで活躍するスバルを応援したい。

あのラリージャパンの時のように。
ペターがぶっちぎりで優勝するかと思いきや...orz

ああー!スバル!ラリーに戻ってこい!
結局俺の願望かw

2015.5.17開催のニュルブルクリンク世界耐久レースが開催された。

その模様は、J-Sports(トヨタ協賛)とスバルがUstreamで放送されて、CS加入をやめた俺も見ることが出来た。

いや、こんなにガッツリ見たの初めてだ。

JSPORT放送では、トヨタの様子はもとより、日産とスバルの情報もちゃんと伝えてくれて、本当にありがたかった。

スバルは予選からクラスには敵なしのぶっちぎりに速かった。

今年は最高速が250km/hの規制。
更に序盤に雨が降ったこともあり、AWDのスバルにはこれが追い風となった。

ただ、何事もなく走りきるのは難しい。
必ずどこかしら不具合が出るのが通例だ。

日本時間 23時に始まったレース。
明日は日曜だけど仕事あるし、とりあえず寝るw

次の朝、何事もないことを願ってUstreamに接続 & スバル特設サイトチェック。

明くる日。

9時間経過。
とりあえず1位で走ってるから安心した。
まだこの時は総合順位は気にしてなかった。

実は今回は宿敵のVW勢がこのクラスにはいない。まぁAudi TTはいるが、もうスバルのぶっちぎり度が半端無い。

だってね、気づけばポルシェGT3のカップカーと競ってるんだから。
この凄さわかる?
一台買うのにウン千万で450馬力を軽く越えるような車と、かたや300万円台から買える車が競ってるのよ。

しかも抜いてるしw

気づけば総合23位。
スバルにはクラス優勝の他にもうひとつ目指す目標がある。

それは総合で20位以内というもの。

いままでクラス優勝はあったが、この目標には届いてない。2011年に総合21位が最高位だった。

今年の驚異的な速さと安定感は、その期待感をどんどん膨らませる。
でも、ここはニュルブルクリンクただでは終わらないはず。

ニュルにも日が登り、いよいよ終盤戦。
スバルの後方を走るレクサスRCが2位に浮上!
今年の日本勢は強いぞ!
このまま終わればトヨタクループでワンツーもありうる!

日産も11位と頑張ってる。

いやいや、まだまだ油断できない。

なんと、残り1時間になってレクサスRCに不具合がトップギアに入らないらしい。

ニュルにはこれがある!
魔物ですよ魔物!

この時間で脱落者が増えてきた。

あと30分を切った。
レクサスRCずるずると後退。

スバルのバリバリに走行!

スバルはおよそ9分30秒程度で周回している。

ニュルのゴールは24時間で終わらない。
24時間後にくぐったゴールラインで周回数が決まる。

だから、一周でも多く成績を残すなら、24時間を経過する直前でラインを越えるのが理想。

スバルは本当に何事もなくチェッカーを受けてゴール!!!!!

クラス優勝!おめでとう!!

そして、最終総合順位は、

、、、

、、、

、、、

なんと

、、、

、、、

、、、

18位!!!!!

いや、あり得ないよこの記録は!!!

久しぶりにスバルに感動した!!!

WRX STI欲しい!!!

やっぱこう言うの見ると断然欲しくなる。

おめでとうスバル!!!


でも、ラリーでこれを見たいね。

今年度国内メーカーで唯一、販売台数前年比プラスになったスバルこと富士重工業だが、この先が不安だ。

現在、スバルを好調にしているのは、アイサイトとAWDの走行走行安定性だ。

ただアイサイトは、後方や側方の支援は行わない。
ベンツやボルボはこういった後方や側方も対応していると言うことは、やがて他社も次々と対応してくるのが、目に見えている。

スバルも後方や側方も対応してくれば良いが。

もう一つがAWD技術だ。
最近はハイブリッドAWDが増えてきて、ホンダのSH-AWDやマツダのAWD技術など国内でもスバルのAWDを脅かすものが出て来たし、つい先日には、あのBMWも4WDメーカーから納入されたと報じられている。

スバルがAWDに絶対の自信を持っているのはわかるが、慢心していてはまずい。
ラリーの印象も薄まっているし、いくら好調でも国内でも小さい自動車メーカーに代わりない。

未だにスバルという自動車メーカーを知らない人もいるくらいだ。

そして、やはりハイブリッド技術というか、言ってしまえば燃費性能が圧倒的に劣っている事実。

世の皆様は、実はハイブリッドに乗りたいんじゃなくて、燃費のいい車に乗りたいのが本音。

ここを上手くやれれば、、、

やはりスバルは実践で技術を磨いた会社だ。
GT300やニュル24耐ではなく、やはりラリーでこそスバルは光るし、みんなが期待するところ。
WRCに出ろとは言わない。
他にもラリークロスやIRCなど、むしろ新しいブームを起こしているもので充分。
新たな伝説を築くいてほしい。

書いていて思ったが、今のスバルに足りないのは、ワクワクする期待や感動かもしれない。続きを読む

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